第2話

2004年11月19日 FF小説
アリアハンを後にした3人は北の村レーベに向かった。

「もう!なんでスライム相手にこんなに苦戦するのよ!!自分の不甲斐無さに腹が立つわ!」
と言っているのはアミ。

「さすがライカさん!精霊魔法強いね〜!」
ライカを褒めちぎっているのは、セシ。

「いあ、そんなことないですよ。早くファイアとか使えるようになりたいです。」
返答するライカ。
「ファイアって言うのはあの、炎を出す精霊魔法の事?」
セシがライカに聞いている。

そうこうしている内に、3人はレーベに着いた。

「とりあえず、武器を新調しなくっちゃね!武器屋を探さないと」

武器屋を探していると、切り株に魔法を唱えて炎を出しているタルタルが居た。

「アレですよ!アレがファイア」
「じゃあ、あの人に教えてもらいなよ!」
気軽に言うセシ。そういう問題ではない。

「すみませ〜ん、武器屋ってどこにあるんですか?」
タルタルに話し掛けたのはアミだった。

「武器屋ならあの看板の下じゃよ。」
年齢は若く見えるのに、そのタルタルは妙に年寄りっぽい口調だった。

「んじゃ、私武器屋に行って来るから!」

後に残されたセシとライカはそのタルタルと話し始めた。
「さっき唱えていたのはファイアですよね?少し見せてもらえませんか?」
興味津々といった感じで、セシはタルタルにお願いしていた。

「んん〜、仕方ないなぁ」

すでに、黒焦げになっている切り株に、ファイアをさらにぶつける。
切り株は炭になってしまったようだ。

「あんまり、いい武器はなかったよ」
そこにアミが戻ってきた。

「今、この方に魔法を見せてもらってたんです。」
ライカは羨望のまなざしでそのタルタルを見ていた。

「そうなんだ、よかったね!」
「あ、まだお名前聞いてなかった、私セシといいます。こっちはアミ、そして、このタルタルさんも黒魔道士なんだけど、ライカさん!」

「わしは、レンレン。よろしく」

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